江戸時代に起源をもつ癒しの名湯ここにあり
小森温泉
江戸時代に岡山藩主の池田継政が湯治場を設営したと言われているのが「小森温泉」。当時、藩をかけての一大事業として約1年をかけ莫大な費用と人夫をつぎ込み建設されましたが、湯元に清水が混じり込んだことをきっかけに温度が下がり数年を待たずして衰退、一旦は閉鎖されてしまいました。昭和28年ごろに再調査したところ豊富な湯量が確認されたため、再興されたのが現在の建物です。玄関の横には再興された時に発見された、江戸時代の湯釜の底などが展示されていたり、館内の通路から見える石垣などは当時のものが残っているのも歴史を体感できる見所のひとつです。玄関で靴を脱ぎ、館内に足を踏み入れていくと、川を渡る廊下があります。夏にはたくさんの蛍が舞う様子を川に面した客室から見ることができたり、鳥のさえずりや四季折々の表情が見える自然豊かなロケーションです。湯は、サラリとした感触で刺激が少ないので温泉初心者さんにもおすすめ。浴槽の湯は加温されていますが、カランから出てくるものは約28℃の源泉そのままです。 現在は長年の老朽化を直す改装中のため、日帰り入浴のみの営業ですが、2017年夏ころからは旅館としての営業も再開する予定です。
(商標登録番号 第4095761号)
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- 住 所
- 岡山県加賀郡吉備中央町小森245
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- 電 話
- 0867-34-0015
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- アクセス
- 山陽自動車道岡山IC/車40分
岡山自動車道賀陽IC/車20分
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- 泉質
- アルカリ性単純温泉
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- 日帰り入浴
- 日〜木 11:00〜17:00
金・日・祝 11:00〜18:00
土 11:00〜19:00
大人600円、子ども450円
※不定休
※2017年3月現在リニューアル中の為日帰り入浴のみの営業